夢と希望はどこですか

文字を通して笑顔を届けた先に夢と希望はあるのかなって。

都心から電車で時空を超えて水の国へ

(今週のお題「私の癒やし」)

 

わたしの癒しは一言で言うならば「水」。

 

モヤモヤするとき、開放感のある場所にいきたくなる。

ちょっと考えて浮かぶのは、山の奥にある川の水源とか滝。水晶さながらの透明な水を見ながら、湧き出た川が打ち付ける大きな音で、余計な情報をシャットアウトして癒されたり。でもそういう場所は都心から離れていて、こぞって時間やお金がかかる。

 

「現実逃避」と言うべきかもしれないが、現実の世界離れした水に囲まれた不思議な癒しの場所がある。それが、JR鶴見線の海芝浦駅だ。

 

f:id:radio-syungiku:20171023161515j:image

ホームのすぐ隣は、海。

 

新宿から電車でおよそ1時間。乗り継ぎを経て電車を降りると、眼前には広大な海原が広がる。たくさんのビルが立ち並ぶ都心とは違い、そこには海しかない。圧倒的な開放感。汐風も気持ちいい。

 

f:id:radio-syungiku:20171023161758j:image

広がる海原と海に架かる橋

 

電車を降りれば、海。いつかみた映画にもそんな駅があった。その映画も舞台は現実世界ではなく、こことはどこか違う世界の駅だった。

そういった駅が都心から1時間くらいの場所にある。

この駅の特徴といえば、とある企業の土地の中にあるので、降りられないことだ。

その代わり、駅の中に公園があり、そこからも海を一望できる。

 

f:id:radio-syungiku:20171024084507j:image

駅の中に併設された公園、ベンチもある

 

f:id:radio-syungiku:20171024084720j:image

本当にホームの横は海なんだなあ、と感じる

 

都心みたく電車の本数も多いわけではく、降りられないので帰りの電車を待って、都心に帰る準備をする。普段慣れているはずの電車の待ち時間も、海から聞こえる雑音や汐風は、なんだか不思議な感覚を与える。

個人的には「異界で電車を待っている気分」と言うべきか。

 

 現実逃避したくなったとき、電車でワープできる異世界にみなさんも行ってみてほしい。

颯爽と現れる情報過多な画像を作りたい

「あーっ!なんでこうも上手くいかないかな〜!!」とストレスなどでイライラすることはないだろうか。

ある時にTwitterのタイムラインを覗いていて、怒りが一気に引いた画像がある。

 

f:id:radio-syungiku:20171016043851j:image
例えばこういうの(うろ覚えフリーハンド)

 

【Twitter】殺意が一気に失せるネタ画像「殺伐としたTLに○○が」まとめ - NAVER まとめ

そう、いわゆる「殺伐としたタイムラインに颯爽と○○が!」シリーズの画像である。時間があればさらに上のまとめを見てほしい。

 

結局、何が言いたいかが分からない。情報量が多い上に、「颯爽と現れた割にはなにが言いたいんだよ、何一つ合ってないじゃないか」と鼻で笑ってしまい、怒りが一気に引いた。

 

そしてふと思った。この画像を極限まで情報過多にしたらどうなるんだろう、と。どのくらい意味が分からない画像ができるのか。

 

まずは既存のネタを分析してみる
単に情報過多にすると言っても、どう作ればいいが分からないので、先人の知恵を借りるべく既存のネタを分析してみた。

 

1. 画像を使うがその画像とキャプションが合ってない。
例)「タイムラインに突然のとんかつが!」と言っておきながら写真は串カツ

 

2. キャプションに振ってあるルビが合ってない。
例)トンカツと書いておきながら、ふりがなには「くしかつ」と書いてある

 

3. 画像を使ってあるが、そこに書いてあることが合ってない。
例)トンカツの写真を使っているが、とんかつの上にソースで「くしかつ」と書いてある 

 

4. 画像を使ってあるが、その画像の自己紹介が合ってない
例) トンカツの写真を使っているが、トンカツが「僕は串カツだよ!」と自己紹介している

 

5. 画像を使ってあるが、もう一枚その画像とは関係ない画像がついている
例) トンカツの写真の横に串カツの写真が添付されている

 

6. 1つの写真に対してキャプションが複数ある
例) トンカツの写真に対して、「颯爽としたタイムラインに!」「串カツが!」「唐揚げが!」「コロッケが!」と複数のキャプション

この分析を元に作ってみたのが以下の画像だ。

 

f:id:radio-syungiku:20171016044204p:image
なにを言いたいかが分からない画像が!

 

都道府県を使ったのは「できるだけたくさんの人がよく知ってるものを使った方が面白いのでは」と思ったからだ。都道府県のチョイスは個人の好みだが。

 

この時点でかなり情報過多ではあるが、さらに情報過多にできないか。颯爽と現れてメガトンパンチ級の情報量で殴っていく画像はできないものか。

 

そもそも情報過多と思うのはどんな場面なのか
日常生活において「この画像(場面)は情報が多すぎる」と思う場面はどんなときかを、Googleの画像検索などを駆使して分析してみた。

 

1. 情報が並びすぎている
もともと「颯爽と現れる画像」も情報が並びすぎていてうるさいのだが、道路標識が同じ箇所に10個ほどある場合など、複数の情報が一箇所にまとまっている場合。

 

2. 読めない数式や言語が並んでいる
自分が読めない言語の文字や、数学が苦手な人にとっての複雑な数式などの、自分で噛み砕けないもの。

3. 難解なグラフや図
小学校や中学校で習う「棒グラフ」や「線グラフ」などの単純なグラフではなく、これらを組み合わせたものや、見ただけで分からず説明を読まないと分からないもの。

 

4. 色数が多い
同系色でなく違うタイプ色をたくさん使うとチカチカして見づらくなるので、情報が素直に頭に入ってこない印象がある。

 

5.  文章の行間が全くない、文字列の方向や大きさがバラバラ
文が段落ごとになっていなかったり、文字の大きさが大きかったり小さかったりとバラバラだったり、縦書きと横書きが同居していると、読む作業にストレスを感じて、情報量が多いと感じる。

 

6. ツッコミどころが多い
おじさんが女装しながら空手をしてるとか(例えのセンスがない)、伝えたいことから逸脱して「なんだこれは…」とツッコミをいれたくなると、集中できなくて情報量が多いと感じる。

 

といったところだろうか。


情報量が多い画像を見ていて思ったのは、情報は頭に入ってこないが、インパクトが強く印象に残りやすいことだ。わたしが目指すのはこれでもか!と情報量を過多にして、よくわからないけど印象に残る画像だ。

 

実際に情報を詰め込んでみた

上の分析を考慮しつつ、先ほど作った画像を見て、さらに情報過多にできないか考えてみた結果、以下の画像ができた。

 

f:id:radio-syungiku:20171016044606p:image
殺伐としたタイムラインに颯爽と現れる情報過多な画像が!!!

 

いかがだろうか。もう何が言いたいかよくわからない。カオスだ。生み出してはいけないものを生み出してしまった気さえする。キメラか。

 

実際にいくつの都道府県がここに登場するかは実際に数えていただきたいところではあるが、私が考えた情報のねじ込み方はこんな感じだ。
都道府県が画像内にあるか探す際に参考にして頂きたい。

 

1. 背景にいろんな都道府県を並べる。
2. 右下にかなり小さく名前を書く
3. 都道府県の説明を長文で書く
4. 敢えて誤字を入れる
5. 顔を書いてキャラクターっぽくしてみる
6. 文字の大きさをかなり極端にしてみる
7. 写真をひっくり返す。
8. 特に意味もないのに意味がありげな図
9. 都道府県で謎の計算をしだす(筆者は数式の意味をわかってない)
10. 日本語じゃない文字を使い出す


などなど…

 

正直なところ、どこの都道府県を使ったかうろ覚えである。作ってる途中から「入れられるもの全部いれちゃえ〜」と楽しい気持ちになってしまい、気づいたら手に負えないものが完成したのであった。

作者のわたしがみても、なんだかよくわからないなと感じるので、元々の目標であった「情報量のメガトンパンチで殴る」は達成できたのではなかろうか。

 

ちゃんと整理して情報を伝える大切さ
思った以上に颯爽と現れるにはカオスな画像が完成して満足している。わたしが出会った画像はいわばトイプードルとか可愛くて癒される動物みたいなものだったが、今回作ったのは獰猛なライオンみたいなのではないだろうか。
果たしてこの画像を見て「うわっ…」と思って頂けただろうか?

 

それに加えて、今回の分析を大切に、情報を取捨選択してわかりやすく伝わりやすい文章を書いてゆきたい。

 

f:id:radio-syungiku:20171016044925j:image
最後に情報量の少ない爽やかな草原の写真でお別れです

迷惑メール観察日記

どこから湧いてきたかわからないが、気づいたらそこにある迷惑メール。ある日わたしのメールボックスに、なんだかちょっぴり変な迷惑メールが届いていて、その日から同じような迷惑メールが連日届くようになりました。

そのメールを見ていると、小学校とかでやる「生き物の観察」に近い何かを感じたので、迷惑メールを観察して日記をつけてみることにしました。

 

3/30 日本語があやしいメールが来た

From: Yahoo!ショッピング(レイバンのサングラス)
To: takahashi@futondene.com
「【残り12時間】レイバンのサングラス最大80%の割引本日終了!お見逃しな」

takahashi様、こんにちは

レイバンのサングラス、80%の割引、利用期限は本日23時59分まで!
お見逃しな。今日限り活動特価2499円!

http://怪しい.page/
今日だけ 三つを買うなら、配達無料

すばらしい!美しい光線禁止サングラス、紫外線を拒んだ!!!

貴族の品質+100%品質保証

 

f:id:radio-syungiku:20171012232342j:image
…なんですかこのメールは……

 

まずは…上から読んでみよう…。まず、わたしの名前がなぜローマ字なんだ…!失礼では…!と思ったら、メールアドレスの@より左の部分が自動的にここに入る模様。(実際のアドレスにもちろん名前は使ってないよ)
うん、スパムメール感がすごい!!活動特価は「active price」を、そのまま機械翻訳かけたんだろうな〜かわいいな〜と感じられる。
3つを買うなら品質保証。海外でカタコトの日本語でセールスをされている気分だ。
言いたいことはわかるけど、なんというか、このメール、日本語があやういのはわかった。それでも一つ言いたいのが、

 

勢い良すぎませんかね???

 

「お見逃しな!」ってなんだ馴れ馴れしいな、しかも「な!」で止まってるぞ、惜しいぞ、正しくは「なく!」だぞ。
トドメに至っては「すばらしい!美しい光線禁止サングラス、紫外線を拒んだ!!!」これ口にしてみたらかなり語呂が良すぎて困る…!素晴らしい!とまずは品質を表現した上で、「光線禁止サングラス」

…これも頑張って日本語に訳したんだろうな…ぎこちなさが目立つけどインパクトがすごい。

そして最後に「紫外線を拒んだ!」と勢いで、絶対に紫外線を防ぐ意志を見せて行く。セールスとしては素晴らしい。売りたい製品を最大限にアピールしている。

悔しいことにこの文を口にするたびに気持ちがいいのである。くっ…殺せ…!
あと正直「貴族の品質」とか超気になるキャッチコピーはやめてほしい。「ハイクオリティ」という月並みな表現では言い表せない品質なのだろうか。

 

4/25 画像がついた

f:id:radio-syungiku:20171012230104p:image

f:id:radio-syungiku:20171012230108p:image

なんだかシャレオツなサングラスたち


どこから持ってきたかわからないが、具体的な写真がつくようになった。あと値段が一目見ればわかるように。たしかに安い。
個人的なイメージでしかないのだが、「レイバン」のサングラスというと、かっこいいイメージがある。しかし、この写真を見るとお洒落感が漂っている。浜辺で、いわゆるセレブが水着にこのサングラスをつけている様子がわたしには容易に想像できる。
なるほど、これが「貴族の品質」というやつか。

 

同日 件名に勢いが増した

From: amazon
To: Takahashi@futondene.com
『「80%の割引」レイバンのサングラス,今日限り特価2499円,お見逃しな!』

 

件名の「お見逃しな!」に!(エクスクラメーションマーク)がつくようになって件名の勢いが増した。勢いがあるのは嫌いじゃない。
ところで、最初にきたメールはヤフーのショッピングサイトからだったが、今回はアマゾンだった。いろんなところでレイバンのサングラス流行ってるんだなあ。

 

4/27 さらに勢いが増した

From: Rakuten
To: takahashi@futondene.com
「「80%の割引」レイバンのサングラス,今日限り特価2499円,お見逃しな!!!」

エクスクラメーションマーク(!)3つになった。さらにテンションが高くなった。
北斗の拳」をご存知だろうか。次回予告のナレーションが、最終話に近づくにつれハイテンションになっていく、あのアニメーションの北斗の拳だ。
わたしの脳内では、このメールの件名を見るたびに「お見逃しな!!!」の部分が若干ひっくり返りつつも、テンション高めのナレーションが過るようになってしまった。ただでさえ北斗の拳の最終話前のナレーションは壮絶だったというのに、果たして、この無限と言っても差し支えない迷惑メールの最終回はどのようになっちゃうのだろうか。

 

5/9 企業アピールをし始めた

親愛なる takahashi 様


レイバン Ray-Banは高級アイウェア市場のグローバルリーダーであり、世界中の数ある人気アイウェアブランドの中で最も売れているブランドです。
今日限り80%の割引,特価2499円!まもなく終了!
利用期限は本日‪23時59分‬まで!

三つを買うなら、配達無料、貴族の品質+100%品質保証
すばらしい!美しい光線禁止サングラス、紫外線を拒んだ!!!

 

「親愛なる」はちょっと前からつくようになった。礼儀は大事。ちょっと前にTwitterRay-Banのスパムが知らないうちに送られる事件があってから、レイバンという企業の存在を知ったのだが、高級アイウェア市場のグローバルリーダー的企業であることは初めて知った。わりとすごい企業なんだなあ…。
そしてメールを見てると以下のような画像が添付してあった。

 

f:id:radio-syungiku:20171012230556p:image
現代美術を駆使したであろう広告画像

 

なんていうか、すごい。実際にサングラスをかけた様子ではなく、あえて顔面の目より上を切って、サングラスだけをそこに置くという技法。「様々な人にぴったりなサングラスをご用意しています!」というメッセージ性をだしつつ、余計なものを添加せずにサングラス自体を強調して自社製品をアピールしている。流石のマーケティング技術である。

 

5/11 曲に宣伝する手法を覚えたようだ

From: Amazon(広告)
To: takahashi@futondene.com
『「母の日特集」母は何かプレゼントがほしいですか?花?チョコレート? 』 

 

親愛なる halubu 様


すべての母親へのプレゼント
レイバン Ray-Banは高級アイウェア市場のグローバルリーダーであり、世界中の数ある人気アイウェアブランドの中で最も売れているブランドです。
今日限り80%の割引、特価2499円!まもなく終了!
利用期限は本日‪23時59分‬まで!

f:id:radio-syungiku:20171012230827p:image


…ひっかかってしまった…。おっ!レイバンのサングラスじゃない!母の日特集ということはいろんな商品が紹介されてるんだろうなあ、と思った矢先にこれだよ!レイバンのサングラスだけの宣伝だったよ!


やりおる……大量に同じ商品のメールを送ってうんざりして開かれないと思われたのだろうか、商品名を隠してメールを開かせる巧みな手法…。しかも日本の文化に合わせて母の日を話題している…!!


最初はあんなに勢いで押していた君だったのに、どうして突然こんなにも戦略的な手法をとるようになってしまったのか…!

そしてちゃっかりレンズの種類を添付してやがる…!!この魅力的なサングラスを前にあなたは買う以外の選択肢はないでしょう、さあ、なんの種類を買うのかな?買いますよね?と言われてるような気さえするのであった。

 

5/30 父の日にも便乗してきた

From: mixi
To: takahashi@futondene.com
『父の日特集6.18sun レイバンのサングラス今日限り2499円まもなく終了』

今度は父の日にも乗じてきた。そして、差出人が毎回変わるのはスパムメールの特徴というべきなのだろうか、今度はかの有名なSNSであるミクシィから届いたのであった。ミクシィ……サングラス売るのか…。

そんな事実はさておき、前回の母の日は「サングラス」というワードを隠すことにより、わたしにメールを開けさせることに成功したわけだが、今回はダイレクトに「父の日にサングラス!!」と送ってきた。たしかに、ワイルドなお父さんにはサングラスは必要なのかもしれない。お母さんにサングラスは、あまり喜ばれるプレゼントではなかったから、サングラスという単語を隠して、あのようなテクニカルな手段を使ったのであって、今回は「お父さんにはサングラスをプレゼントするのが常識でしょ?」と言わんばかりの強気のメールであった。やるなぁ。

 

6/2 あやしい勧誘じみてきた

From: Line
To: takahashi@futondene.com
『サングラスRayBan今すぐ購入あなたが80パーセントの割引を楽しむことができる』

今度は日本のメジャーな連絡手段のラインからレイバンの広告メールが…!ミクシィからも宣伝を頂いてるわたしはこれくらいのことでは、もう驚きません。


ただ、この句読点がない感じが、なんというか、「ね?買うでしょ?買うでしょ?」と迫ってくる感じがして怖い。

秋葉原に行く時、銀座線の末広町駅から秋葉原方面に行く時のメイド喫茶やらあやしいお店やらの勧誘を受けるときに感じる感情を感じた。


そして、たぶん機械翻訳のせいでこうなってるのだと思うが、「80パーセントの割引を楽しむことができる」なんて…。

ディスカウントなら「8割引!」って書けば伝わるのに「割引を楽しむ」という表現を目の当たりして、この割引によって楽しい気持ちになれるのかな、とふと思ってしまった自分がいた。


いけないいけない、相手は迷惑メールだぞ。

そして、

すばらしい!美しい光線禁止サングラス、紫外線を拒んだ!

サングラスに「美しい」という形容詞がついた…。たしかに、添付の写真のサングラスは確かに「美しい」のであった…。ぐっ……やりおる……。

 

f:id:radio-syungiku:20171012231615j:image
たぶん観察史上で最高に美しい光線禁止サングラスがいまなら80パーセント割引で楽しめる!!素晴らしい!!

 

6/6 さらにサングラスの素晴らしさを訴えられる
いつもの文章に続いて、文末にこんな文が。

70年を超える研究とイノベーションから生み出されたRay-Banポラライズドレンズは、

 

99%以上の反射光をカットします。

なんですか、この意味深な改行は。「70年の研究を超える研究と発明から生み出された当社の製品はですね〜〜〜〜〜(もったいぶるような壮大な間)99パーセント以上の反射光を遮断するんですよ(ドヤ顔)」みたいな感じだろうか。文章では伝わらないのが残念だが、わたしの頭の中では確実にショッピング番組が放映されている。


たかがメールで、こんなショッピング番組みたいな表現をするレイバンの迷惑メール……。文法も間違い少なくなってきて…。お父さん成長に感動だよ。

 

8/3 みんなサングラス売るよな
内容に変化はないのですが、差出人が「スクウェア・エニックス」「任天堂」「グリー」と今度はゲーム会社(を騙る人)からレイバンの宣伝が。

なんですか、いまどこも副業というかメインの業態の脇でサングラス売るのが流行ってるんですか?

 

8/23 新しい手法を使い始めた


From: Line
To: Takahashi@futondene.com
『[LINE]メールフィッシングアラート

Takahashi 様

ユーザーフィードバックを複数回、下のタイトル“二段階パスワードの設置”フィッシング詐欺のメッセージですか、公式サイト以外のウェブサイトにLINEアカウントのパスワード情報を入力しないでください!
以下は広告情報です。
----------

ややっ。これは、ちょっとインターネット慣れてなかったらひっかかってしまいそうだし開いてしまいそう。でもわたしは、そのあやしい文法から騙されないぞ。アラートに広告がついてる…まぁ見てやるか…

 

f:id:radio-syungiku:20171012231818j:image
なんか見覚えがあるな。

 

レイバンーーー!貴様かーーーー!!
緊急アラートに見せかけ、メールを開かせて、サングラスの宣伝をするテクニック……母の日のときと同じ匂いを感じますが、より緊急性を高めることで、より高度な迷惑メールになっている…!!
確かに8/3からほぼ同じ内容のメールしか受け取ってなくて、「あーはいはい、サングラスね」とスルーしたけども、これは開いてしまった…!!やるなぁ…やりおる…!
迷惑メールの成長にしみじみしつつ、ちょっと危機感を覚えるのであった。
さあ!次はどんな手でわたしを楽しませてくれるのだ!!!

 

と思ってたら
9/27までサングラスのメールは届き続けたのですが、その日を境にサングラスの宣伝がこなくなってしまいました。うーん、これからどう変化するかが楽しみだったのもあって、ちょっと残念な気持ちではあります。
メールについてるアドレスは絶対に開かなかったので、おそらくこのアドレスはこのメールに引っかからないと判断されてしまったのかもしれません。残念。

 

6ヶ月間、普通ならメールボックスに入っているだけでイラっとくる迷惑メールも、変化を追い続けると、なんだか植物の成長を見届ける感じで驚きと発見があるなあと思いました。
最初は「なんだこの日本語おかしいな」から始まったのに、気づいたら「今度はこんな手で騙された!」に変化していくのは、迷惑メールが成長している証です。

 

小学校のころ、夏休みとかで面倒だなあと思いながらやってた観察日記、もしかして対象を変えて大人になった今なら、楽しめるかもしれませんよ?

 

f:id:radio-syungiku:20171012231935j:image
わたしのメールボックスのメールの件数に対しては何も言わないでください。